磁力線とは
磁石の周りには、目に見えない磁力の場(磁場)が広がっています。方位磁針を置くと、その場所の磁力の向きに針がそろい、N極からS極へと流れる「磁力線」が見えてきます。砂鉄を撒く理科の実験と同じ現象を、ブラウザで再現しています。
磁力線の3つのルール
| ルール | 意味 |
|---|---|
| 向き | N極から出てS極に入る(磁石の内部ではS→N) |
| 交わらない | 1点での磁場の向きは1つに決まるため、線は交差しない |
| 密度=強さ | 線が密なほど磁場が強い(磁石の両端が最も強い) |
本シミュレーターは、各方位磁針の位置で棒磁石の作る磁場ベクトルを計算し、針をその向きに揃えています。針をたくさん置くと、磁力線が“見える”のはこのためです。
地球という巨大な磁石
方位磁針が北を指すのは、地球が磁石だからです。ただし針のN極が引かれるのは磁石のS極。つまり地球の北極付近にあるのは磁石としてのS極です。しかも地磁気の極は地理上の極とずれていて、日本では方位磁針が真北から西へ約7〜9°ずれます(偏角)。さらに磁極は毎年数十kmも移動しており、数十万年ごとに南北が入れ替わる「地磁気逆転」も起きています。
よくある質問
- 地球も磁石?
- はい。地球も巨大な磁石で、だから方位磁針は北を指します。
- データは送信されますか?
- いいえ。すべてブラウザ内で動きます。
- 磁力線は実在する?
- 磁力線は磁場の向きを表す“描き方”であって、実体のある線ではありません。ただし砂鉄を撒くと本当に線状に並ぶため、目で見える現象として扱えます。
- 磁石を切ると極はどうなる?
- N極だけ・S極だけの磁石は作れません。どんなに小さく切っても、それぞれの破片がN極とS極を持ちます。