理科の授業向け

風とゴムの力の働きシミュレーター(車が進むきょりをくらべる)

送風機の風の強さや、ゴムをのばす長さ・本数をかえて車を走らせましょう。進んだきょりがぼうグラフにたまります。ゴールのはこに車を止めるゲームもあります。

🔬 小3 風とゴムの力の働き
今回進んだきょり
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このやり方のだいたい
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力の大きさ
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わかること
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上:横から見たコース(メジャーは0〜10m。▼は止まった所)。ゴムの力では、車を指で左へ引いてはなすと走ります(スタートの台と車は大きくかいています)。下:進んだきょりのぼうグラフ(●=1回ごと、ぼう=だいたい)。同じやり方でも1回ごとに少しばらつきます。

このシミュレーションでわかること

ポイント:風の力やゴムの力で、物を動かすことができます。風を強くするほど、またゴムを長くのばしたり本数をふやしたりするほど、力が大きくなり、車は遠くまで進みます。同じやり方で何回か走らせると、進んだきょりは少しずつちがう(ばらつく)ので、何回かの記ろくから「だいたいこのくらい」と考えます。
対応する単元:小学3年 A(2)風とゴムの力の働き「(ア)風の力は,物を動かすことができること。また,風の力の大きさを変えると,物が動く様子も変わること」「(イ)ゴムの力は,物を動かすことができること。また,ゴムの力の大きさを変えると,物が動く様子も変わること」(小学校学習指導要領解説 理科編 pp.32〜33)。解説では、風の強さやゴムの伸びと物の動きとの関係を表に整理すること、目的に合わせて風やゴムの力を調整することが示されています。

送風機の風の強さ(弱・中・強)や、ゴムをのばす長さ(1〜15cm)・ゴムの本数(1本・2本)をかえて車を走らせると、進んだきょりがメジャーの上に記ろくされ、下のぼうグラフに「●(1回ごと)」と「ぼう(だいたい)」でたまります。「🎯 ゴールゲーム」では、ゴールのはこの中に車を止めるために、ゴムの力をちょうせつします。

授業での使い方

児童への問いの例:

  1. ゴムをのばす長さを5cmから10cmにすると、車の進むきょりはどうなるでしょう。
  2. 同じやり方で3回走らせたのに、きょりが少しずつちがいました。どの記ろくを使えばよいでしょう。
  3. ゴールのはこが3mのところにあります。前の記ろくを見て、ゴムを何cmのばせばよいと思いますか。

しくみ・解説

風とゴムの力の働きのしくみの図。送風きの風が車の「ほ」をおす力で車が進むこと、のばしたゴムがもとにもどろうとする力で車が進むことを示し、風が強いほど、ゴムを長くのばすほど・本数をふやすほど、力が大きく車は遠くまで進むことをまとめている(小3理科)。
図1 風の力とゴムの力で車が動くしくみ。力が大きいほど、車は遠くまで進む。PNGで保存・SVG
ゴムをのばす長さ(5cm・10cm・15cm)と本数(1本・2本)、送風きの風の強さ(弱い風・中くらいの風・強い風)で、車が進むきょりのめやすをくらべたぼうグラフ。ゴム1本5cmで約90cm、10cmで約2m55cm、15cmで約4m68cm、風は弱い風で約2m10cm、強い風で約4m89cm。
図2 力の大きさと車が進むきょりのめやす。ゴムを長く・多く、風を強くするほど遠くまで進む。PNGで保存・SVG

図はタップすると大きく表示されます。授業のプリント・スライド・板書計画に自由に使えます(出典「シミュラボ」とページのURLを添えてください)。

ことばの意味

進むきょり 早見表(このシミュレーションのめやす・ばらつきなし)

ゴムの本数5cmのばす10cmのばす15cmのばす
ゴム1本90cm2m55cm4m68cm
ゴム2本1m80cm5m09cm9m35cm
送風機の風(口での風の速さ)進むきょり
弱い風(約3 m/秒)2m10cm
中くらいの風(約4 m/秒)3m34cm
強い風(約5 m/秒)4m89cm

実際には1回ごとに少しちがい、このシミュレーションでも同じやり方で、だいたい ±5〜10% くらいばらつきます。ゴムは、のばす長さを2倍(5cm→10cm)にすると、きょりは約2.8倍になります。本数を2本にすると、きょりは約2倍になります。

「だいたい」の考え方

同じやり方でも、車の置き方や手のはなし方、ゆかのようすで、進むきょりは少しずつかわります。1回だけの記ろくで決めずに、3回くらい走らせて、「だいたいこのあたり」と考えます。ぼうグラフのぼうは、何回かの記ろくをならした長さ(平均)です。

先生向けの補足:本シミュレーションの「だいたい」は算術平均を10cm単位にまるめた値です。平均は算数の第5学年で学ぶため、3年生には「記ろくの点が集まっているあたり」「いちばん長い記ろくと短い記ろくのあいだ」ととらえさせると無理がありません。本単元は第5学年「振り子の運動」(条件をそろえて何回か測る)につながります。

このシミュレーションのしくみ(先生向け)

ゴムを強く引っぱりすぎると切れたり、手や顔に当たったりします。実際の実験では、ゴムをのばす長さを決めて、人のいる方に向けないようにします。

参考

引用・転載について

本ページのシミュレーション結果・数値は、出典を明記いただければブログ・ニュース記事・SNS・授業や社内資料への引用を歓迎します。事前連絡は不要です。

推奨クレジット表記:出典:シミュラボ「風とゴムの力の働きシミュレーター(車が進むきょりをくらべる)」 https://shimulabo.com/sims/kaze-gomu/

よくある質問

ゴムを長くのばすと、車の進み方はどうなりますか?
ゴムを長くのばすほど、もとにもどろうとする力が大きくなり、車は遠くまで進みます。このシミュレーションでは、ゴム1本を5cmのばすと約90cm、10cmのばすと約2m55cm進みます。
風を強くすると、車の進み方はどうなりますか?
風が強いほど、帆をおす力が大きくなり、車は遠くまで進みます。このシミュレーションでは、弱い風で約2m10cm、強い風で約4m89cm進みます。
ゴムの本数をふやすと、どうなりますか?
ゴムの力が大きくなり、車は遠くまで進みます。同じ長さだけのばすなら、2本にすると1本のときの約2倍進みます。
同じやり方なのに、進んだきょりが毎回ちがうのはなぜですか?
車の置き方や手のはなし方、ゆかのようすなどが毎回少しずつちがうからです。1回だけで決めずに、3回くらいためして「だいたいこのくらい」と考えます。
ゴムを使う実験で気をつけることは?
ゴムを強く引っぱりすぎると切れたり、手や顔に当たったりします。のばす長さを決めて、人のいる方に向けないようにしましょう。

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