※遊びのためのもので、検査や診断ではありません。答えはこの画面の中だけで使い、送信も保存もしません。
動画で答え合わせ
このテストの答え合わせと、研究の話を動画にしました。
頭の中で図形を回すと、時間がかかる
1971年、アメリカの研究者シェパードとメッツラーは、向きのちがう2つの立体の絵を見せて、「同じ形か、鏡にうつした形か」を答えてもらう実験をしました。すると、2つの絵の向きのちがいが大きいほど、答えるまでの時間がまっすぐ長くなることが分かりました(Shepard・Metzler 1971)。
まるで、頭の中で図形を少しずつ回しているかのような結果です。これは「心的回転(メンタル・ローテーション)」と呼ばれ、今もいろいろな研究で使われています。
このテストの結果にも、回す角度ごとに答えるまでの時間を出しています。角度が大きいほど時間が長くなっていたら、あなたの頭の中でも図形が回っていたのかもしれません。
「方向感覚」は、自分の答えでも測れる
アメリカの研究チームは2002年、方向感覚を自分で答える15問の質問票を作りました(Hegarty ほか 2002)。この質問票の点数は、実際の建物や町の中で道を覚えたり、見えない場所の方角を指さしたりする課題の成績と関係していたと報告されています。
つまり「自分は方向音痴だ」という感覚は、ある程度は当たっているということです。このページの5つの質問は、その考え方をもとに作った簡単なものです。
図形の力と、道を覚える力は同じ?
紙や画面の上で図形を回す力と、町の中で道を覚える力は、関係はあってもまったく同じではないと考えられています。町の中では、目印・歩いた距離・曲がった向きなど、いろいろな手がかりを使っているからです。
そのためこのテストでは、図形の問題と方向感覚の質問を分けて出し、2つを組み合わせて4つのタイプにしています。
結果の4つのタイプ
| タイプ | 図形の問題 | 方向感覚の質問 |
|---|---|---|
| 🗺️ 頭の中に地図があるタイプ | 8問以上 | 14点以上 |
| 🧩 図形は得意・道はちょっと苦手タイプ | 8問以上 | 13点以下 |
| 🚶 図形は苦手・道は得意タイプ | 7問以下 | 14点以上 |
| 📱 地図アプリと仲よしタイプ | 7問以下 | 13点以下 |
よくある質問
- 方向音痴は直りますか?
- 目印を意識して歩く、来た道をふり返って見ておく、などの工夫で道を覚えやすくなることがあります。
- スマホと大きな画面で結果は変わりますか?
- 図形の大きさで答えやすさが変わることがあります。くらべるときは、同じ画面で試してください。
- 研究の質問票と同じですか?
- いいえ。このページの問題と質問は、研究の考え方をもとに作った簡単なもので、研究で使われるテストそのものではありません。
- 答えは送信されますか?
- いいえ。答えはこの画面の中だけで使い、送信も保存もしません(サイト全体のアクセス解析についてはプライバシーポリシーをご覧ください)。
参考にした研究・資料
- Shepard RN, Metzler J (1971). Mental rotation of three-dimensional objects. Science, 171(3972), 701–703.
- Hegarty M, Richardson AE, Montello DR, Lovelace K, Subbiah I (2002). Development of a self-report measure of environmental spatial ability. Intelligence, 30(5), 425–447.