あそぶ・実験

重力シミュレーター

画面をクリック(タップ)すると、小さな星が生まれます。中心の太陽の重力に引かれて、公転したり、落ちたり、はじき飛ばされたり。あなただけの星系を作ってみてください。

クリックで星を追加/重力で互いに引き合います。絶妙な速度だと安定した軌道に。

軌道が生まれるしくみ

星は中心の太陽に向かって落ちますが、横向きの速度があると「落ち続けながら回る」=公転になります。速すぎると飛び去り、遅すぎると落下。地球が太陽を回るのも同じ原理です。万有引力(距離の2乗に反比例)で計算しています。

万有引力の法則の図。質量Mとmの2つの物体が同じ大きさの力Fで引き合い、F=G×M×m÷r²で表されることと、きょりrが2倍になると力は4分の1、3倍で9分の1になる(きょりの2乗に反比例する)ことを示すグラフ。
図1 万有引力の式。引き合う力はきょりの2乗に反比例し、きょりが2倍なら力は1/4になる。PNGで保存・SVG
太陽のまわりで同じ点から横向きに打ち出した星の軌道の図。打ち出す速さが円軌道の速さの0.4倍だと太陽に落ち、0.9倍と1.2倍は楕円、1倍は円、√2倍は放物線、1.7倍は双曲線になることと、第一宇宙速度約7.9km/s・第二宇宙速度約11.2km/sを示す。
図2 打ち出す速さと軌道の形。速さが円軌道の√2倍をこえると、星は戻ってこない。PNGで保存・SVG

図はタップすると大きく表示されます。資料やSNSに使うときは、出典「シミュラボ」とページのURLを添えてください。

使っている式は「万有引力の法則」だけ

中心の太陽が星を引く力は F = G·M·m ÷ r²。距離が2倍になれば力は4分の1です。この加速度を毎フレーム速度に足し、速度を位置に足す——それだけで公転が生まれます。

条件式数値例
円軌道になる速さv = √(GM/r)地球の場合 約7.9 km/s(第一宇宙速度)
脱出する速さ円軌道速度の √2 倍地球の場合 約11.2 km/s(第二宇宙速度)
それより遅い楕円軌道→さらに遅いと落下高度が下がるとやがて太陽に衝突

軌道の形は3種類

速さによって軌道は楕円(戻ってくる)・放物線(ぎりぎり戻らない)・双曲線(飛び去る)の3種類に分かれます。ハレー彗星は細長い楕円、太陽系外から来たオウムアムアは双曲線でした。クリック位置と初速を変えて、それぞれの形を作ってみてください。

よくある質問

安定した軌道を作るコツは?
中心から少し離れた場所をクリックすると、自動でほどよい初速がつきます。
データは送信されますか?
いいえ。すべてブラウザ内で動きます。
人工衛星はなぜ落ちてこない?
落ち続けていますが、横向きの速さが十分あるため「落ちても地面が離れていく」状態です。国際宇宙ステーションは秒速約7.7 kmで、90分で地球を1周しています。
星同士は引き合わない?
本シミュレーターでは太陽の重力だけを計算しています(星同士は無視)。星同士も計算すると三体問題になり、軌道はカオスになります。

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