※遊びのためのもので、検査や診断ではありません。答えはこの画面の中だけで使い、送信も保存もしません。
動画で答え合わせ
このテストの答え合わせと、研究の話を動画にしました。
アファンタジアとは
目を閉じて何かを思い浮かべても、映像がまったく、またはほとんど浮かばないことを「アファンタジア」と呼びます。2015年にイギリスの研究者が名前をつけました(Zeman ほか 2015)。反対に、本物のようにはっきり浮かぶことは「ハイパーファンタジア」と呼ばれます(Zeman ほか 2020)。
どれくらいの人にある?
1,000人以上を調べた研究では、3.9%の人がアファンタジアにあてはまりました。およそ25人に1人です。男女の差はありませんでした(Dance ほか 2022)。この研究では、1973年に作られた「頭の中の映像の鮮明さ」の質問票(Marks 1973)が使われています。
体の反応でも、ちがいが分かる
明るいものを見ると、瞳(ひとみ)は小さくなります。実は、明るいものを思い浮かべただけでも、瞳が小さくなる人がいます。オーストラリアの研究では、アファンタジアの人ではこの「思い浮かべたときの反応」が見られませんでした。実際に明るいものを見たときは、ほかの人と同じように反応しました(Kay ほか 2022)。頭の中の映像のちがいは、本人の感じ方だけでなく、体の反応にも出ていたのです。
浮かばない人・浮かぶ人の、それぞれの特徴
アファンタジアの2,000人と、ハイパーファンタジアの200人に質問した研究では、次のような傾向が報告されています(Zeman ほか 2020)。
- アファンタジアの人は、理科や数学に関わる仕事の人が多く、ハイパーファンタジアの人は、ものを作る仕事の人が多い
- アファンタジアの人は、人の顔を覚えることや、自分の思い出を思い出すことが苦手だと答える人が多め
- アファンタジアの人のおよそ半分は、音や味なども含めて、どの感覚でも思い浮かべられない
- それでも、多くの人は夢の中では映像を見る
- 家族の中で、たまたまより多く見られる
- ハイパーファンタジアの人には、共感覚(文字に色が見えるなど)の人が多め
結果の5つのタイプ
| タイプ | 平均(1〜5) |
|---|---|
| 🌑 映像が浮かびにくいタイプ | 1.5以下 |
| 🌘 ぼんやり浮かぶタイプ | 1.5〜2.5 |
| 🌓 ふつうに浮かぶタイプ | 2.5〜4.0 |
| 🌕 はっきり浮かぶタイプ | 4.0〜4.6 |
| ✨ 本物のように浮かぶタイプ | 4.6以上 |
どのタイプが良い・悪いということはありません。思い浮かべ方がちがうだけで、考えることも覚えることもできます。家族や友だちと答えを比べると、同じ「りんご」でも頭の中がまったくちがうことに驚くはずです。
よくある質問
- このテストでアファンタジアかどうか分かりますか?
- いいえ。研究の質問票の考え方をもとにした遊びのためのセルフテストで、検査や診断ではありません。問題も点数の分け方もこのページで作ったものです。
- 映像が浮かばないのは、おかしいことですか?
- 研究者は、人による「ちがい」の1つとして調べています(Zeman ほか 2020)。浮かばなくても、考えたり、覚えたり、夢を見たりはできます。
- どれくらいの人が、映像が浮かばないのですか?
- 1,000人以上を調べた研究では3.9%、およそ25人に1人でした(Dance ほか 2022)。
- 答えは送信されますか?
- いいえ。答えはこの画面の中だけで使い、送信も保存もしません(サイト全体のアクセス解析についてはプライバシーポリシーをご覧ください)。
参考にした研究・資料
- Zeman A, Dewar M, Della Sala S (2015). Lives without imagery – Congenital aphantasia. Cortex, 73, 378–380.
- Zeman A, Milton F, Della Sala S, ほか (2020). Phantasia – The psychological significance of lifelong visual imagery vividness extremes. Cortex, 130, 426–440.
- Dance CJ, Ipser A, Simner J (2022). The prevalence of aphantasia (imagery weakness) in the general population. Consciousness and Cognition, 97, 103243.
- Kay L, Keogh R, Andrillon T, Pearson J (2022). The pupillary light response as a physiological index of aphantasia, sensory and phenomenological imagery strength. eLife, 11, e72484.
- Marks DF (1973). Visual imagery differences in the recall of pictures. British Journal of Psychology, 64(1), 17–24.