※遊びのためのもので、検査や診断ではありません。答えはこの画面の中だけで使い、送信も保存もしません。
動画で答え合わせ
このテストの答え合わせと、研究の話を動画にしました。
人は、どのくらいの速さで忘れる?
1880年代、ドイツのエビングハウスという研究者が、意味のない文字の並びを自分で覚えては、どれだけ忘れるかを調べました。これが有名な「忘れ方のカーブ(忘却曲線)」です。
2015年、オランダの研究者が同じやり方で調べ直しました。1人が70時間かけて言葉のリストを覚え、20分後・1時間後・9時間後・1日後・2日後・31日後に覚え直して、どれだけ楽になるかを測ったのです。結果は、140年前のエビングハウスのものとよく似ていました。そして、1日(24時間)たったところで、カーブが少しだけ持ち直すことも分かりました(Murre・Dros 2015)。
「もう一度読む」より「思い出す」
アメリカの研究では、学生に文章を読ませたあと、半分の人にはもう一度読ませ、残りの人には何も見ずに思い出して書かせました(Roediger・Karpicke 2006)。
- 5分後のテストでは、もう一度読んだ人のほうがよく覚えていた
- ところが、2日後・1週間後のテストでは、思い出す練習をした人のほうがよく覚えていた
- もう一度読んだ人は、「覚えた」という自信だけは高かった
すぐ忘れる人と覚えている人のちがいは、生まれつきの記憶力だけではなく、覚え方にもあるのかもしれません。
このテストで分かること
このテストは、すぐあとと、30秒の別のこと(足し算)のあとをくらべています。30秒でも、別のことが頭に入ると、覚えたことは押し出されやすくなります。ただし、1日・1週間あとの「長く残る記憶」とは別のものです。長く覚えたいことは、何度も思い出す練習をしてみてください。
結果の3つのタイプ
| タイプ | どんな結果? |
|---|---|
| 🧱 しっかり残るタイプ | 少しあとも6個中5個以上で、すぐあととの差が1個以内 |
| 🌗 少しずつ薄れるタイプ | 少しあとに、少しだけ減った |
| 🍃 すぐ入れかわるタイプ | 少しあとに、3個以上減った |
点数は「当たった数 − まちがえて選んだ数」で出しています。全部選んでしまうと、点数は上がりません。
よくある質問
- このテストで記憶力が分かりますか?
- いいえ。遊びのためのセルフテストで、検査ではありません。その日の体調や集中でも大きく変わります。
- すぐあとは覚えていたのに、少しあとに忘れました。
- 多くの人に起きることです。別のことをすると、覚えたばかりのことは押し出されやすくなります。
- 覚えたことを長く残すには?
- もう一度読むより、何も見ずに思い出す練習をしたほうが、2日後・1週間後によく残っていたという研究があります(Roediger・Karpicke 2006)。
- 答えは送信されますか?
- いいえ。答えはこの画面の中だけで使い、送信も保存もしません(サイト全体のアクセス解析についてはプライバシーポリシーをご覧ください)。
参考にした研究・資料
- Murre JMJ, Dros J (2015). Replication and Analysis of Ebbinghaus' Forgetting Curve. PLoS ONE, 10(7), e0120644.
- Roediger HL, Karpicke JD (2006). Test-Enhanced Learning: Taking Memory Tests Improves Long-Term Retention. Psychological Science, 17(3), 249–255.