ふしぎ・現象

ブラックホール 光の曲がり シミュレーター

左から飛んでくる光の束が、ブラックホールのそばでねじ曲がり、巻き付き、吸い込まれていきます。画面をタップ/ドラッグすると、その高さに光の束を撃ち込めます。光の輪ができる瞬間を探してみてください。

吸い込まれた光
0
曲がって逃げた光
0
飛行中
0

光は「曲がる」のではなく、まっすぐ進んでいる

アインシュタインの一般相対性理論によると、重い天体のまわりでは空間そのものが曲がっています。光はその曲がった空間を「まっすぐ」進んでいるだけ——それが、私たちには「光が曲がった」ように見えます。この現象は重力レンズと呼ばれ、遠くの銀河が輪っか状に見える「アインシュタインリング」として実際に観測されています。

このシミュの仕組み
光子をひとつずつ飛ばし、ブラックホールに近いほど強く曲がる加速度(擬ニュートン近似:a = GM/(r−Rs)²)で毎フレーム積分しています。中心の黒い円が「事象の地平線」、その外側の破線が「光子球」。厳密な一般相対論の測地線ではなく、ふるまいを再現した近似です。

3つの運命:逃げる・巻く・落ちる

遊びかたのコツ

「タップで狙う」モードにして、ブラックホールのすこし上や下を狙ってみてください。中心を直撃させると吸い込まれるだけですが、少しズラすと光が大きくフックして反対側へ抜けたり、ぐるりと1回転してから逃げたりします。「重さ」を上げるほど曲がりは劇的になります。吸い込まれた光と逃げた光のカウントを見ながら、ちょうど境目のねらい所(臨界パラメータ)を探すのが通の遊びかたです。

よくある質問

ブラックホールはなぜ黒い?
事象の地平線の内側からは光さえ脱出できないためです。光が出てこない領域は、観測のしようがなく黒く見えます。
光子球って何?
光がブラックホールを周回できる、ぎりぎりの軌道(1.5 Rs)です。ここに近い光は何周も巻き付いてから逃げるか、落ちるかが決まります。
吸い込まれたら中はどうなってるの?
地平線の内側は外から観測できないため、確かめる方法がありません。理論上は中心に密度が無限大に近づく「特異点」があるとされています。
データは送信されますか?
いいえ。計算はすべてブラウザ内で完結します。

参考

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